口腔外科
親知らずと
お口まわりをサポート
虫歯や歯周病以外にもお口のトラブルは色々あります。
口内炎や親知らず、顎の関節に関するトラブルなど患者様に合った治療法を提案し、改善に導けるよう努力いたします。
また、お近くの歯科医院からの紹介も受け付けております。
親知らずの抜歯
Point01親知らずとは?
20代前後に生えてくる最も後ろの奥歯のことで、永久歯のなかで一番最後に生えてきます。正式名称は第三大臼歯といいます。
永久歯は通常15歳前後で生え終わるのですが、親知らずは20代前後のため、親に知られず生えてくる事が名前の由来と言われています。
抜歯が難しい親知らずの場合は、大学病院に紹介するケースもありますが、当院では、口腔外科の担当医が治療にあたるため、難症例にも対応しております。
難しいと判断された親知らずもご相談ください
抜歯が難しい親知らずの場合は、大学病院に紹介するケースもありますが、当院では、口腔外科の担当医が治療にあたるため、難症例にも対応しております。
Point02親知らずは抜く?抜かない?
親知らずは、歯の一番奥に位置し、生えてくる時期や生えてくる方向など個人差があります。
きちんと真っすぐに生えてくることができれば、ケアも簡単なので抜歯の必要はありません。しかし、生えてくる方向が悪いと、健康な歯や骨格に悪影響を与えたり、清掃性の悪化による虫歯や歯周病のリスクが高まったりします。
抜いたほうがいい親知らずのケース
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隣の歯への押し出し
隣の歯を前に押し出している状態。歯並びや噛み合わせ、顎関節に悪影響を及ぼします。
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歯と歯の隙間が大きい
斜めに生えてきて、親知らずと隣の歯の間が大きく空いている状態。食べかすが詰まりやすく、磨きづらいため虫歯になりやすい。
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歯ぐきが被っている
親知らずが全体的にきちんと生えておらず、歯ぐきの一部が被っている状態。ここから炎症を起こしやすい。
顎関節症の治療
Point01顎関節症と主な症状
皆様の中には、朝起きた時、思ったように口が開かなくなったり、口を大きく開けようとすると耳の前や横あたりからカクカクと音がしたり、痛みや違和感を覚えたりしたことはありませんか?
このような症状がある場合、「顎関節症」の疑いがあります。顎関節症はそれほど珍しい疾患ではなく、虫歯や歯周病と並ぶ「第三の歯科疾患」と言われています。
- 寝ている時などに歯ぎしりをする
- 左右どちらか一方の歯でばかり噛む癖がある
- スポーツの時などに、熱中したり緊張したりして歯を食いしばる
- 事故などで顔面打撲や外傷を負った
- 頬杖、うつぶせ寝など、顎に負担をかける行動をよくする
- 精神的なストレスを抱えている
- 噛み合わせが悪い、または歯並びが悪い
Point02こんな症状が出ていたら顎関節症??
チェックリスト
- 口を開けたり閉じたりする時に顎の関節(耳の前あたり)で「カックン」というような音がする
- 口が開けづらい、または開こうとすると痛い
- 口を開けたり閉じたりする時に下顎が横にずれる
- 食べ物を咀嚼する時に痛みや違和感を覚える
- 口が左右にうまく動かず、顎が外れる感覚がある
- 頭痛、肩こり、めまいがある
- 朝、起きた時や食事中に顎がだるく感じる
口腔粘膜疾患の治療
Point01口内炎や舌の異常も歯科医院へ相談を
ここでは、口腔外科でよくご相談を受ける症状について解説していきます。
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口内炎
口腔粘膜疾患の中では最も発症しやすい症例です。自然治癒することも多いのですが、長引いたり、繰り返してできてしまう場合は、歯科医院にご相談ください。
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白板症
白色の斑が舌や歯ぐき、頬の内側の粘膜などに発生し、視診や触診だけでは診断が難しいのが特徴です。がん化する可能性があり、患部が大きい場合は手術が必要となります。
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扁平苔癬(へんぺいたいせん)
扁平苔癬は、口の中の粘膜に赤い発疹が現れ、次第にその範囲を広げざらざらした鱗屑を伴う斑となります。痒みを伴うこともありますが、擦ると出血する場合があります。
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悪性腫瘍
舌や歯ぐき、口の中の粘膜などにできる、擦ってもとれない腫瘍です。放置すると、がん化する可能性がありますので、気になった場合はすぐにご来院ください。
お口の中でのお困りごとはご相談ください
口腔粘膜疾患とは、舌や歯ぐき、頬の内側の粘膜に発症する病気です。症状の軽いものから、がんに発展する重いものまで様々です。
口内炎などでお困りの際も歯科医院へご相談ください。