一般歯科
早めの治療で
負担をできるだけ少なく
一般歯科は多くの方が身近な、虫歯や歯周病を中心とする診療科目です。
虫歯も歯周病も、進行すればするほど治療が難しくなり、治療時の痛みが増し、治療の回数も増えてしまいます。こうした負担を抑えるためには、できるだけ早期の治療を受けることが重要です。
「もしかしたら」と思ったときには横須賀市の歯医者「岩戸歯科クリニック」へお早めにご相談ください。
段階的な虫歯治療
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COごく初期の虫歯
症状
歯の表面に白く濁って見える部分があったりしますが、痛みなどの自覚症状は、この段階だとほとんど出ません。
対処法
- 毎日のセルフケア
- 3ヶ月に1度の定期検診
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C1エナメル質の虫歯
症状
黒い穴のように見え、舌で触れてみるとザラザラとした感触があります。たまに冷たいものがしみることがあります。
対処法
- 虫歯に冒された部分を削る
- レジン(歯科用プラスチック)を詰める
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C2象牙質の虫歯
症状
象牙質まで達すると、前よりも冷たい物がしみるようになり、何もしていないときに歯の痛みを感じることもあります。
対処法
- 虫歯に冒された部分を削る
- 治療後の歯にインレーを詰める
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C3神経に達した虫歯
症状
歯の神経まで達したため、より過敏になり、熱いものもしみるようになります。何もしていなくても、ズキズキとした激しい痛みに襲われることもあります。
対処法
- 虫歯に冒された部分を削る
- 歯の根への根管治療
- 治療後の歯をクラウン(被せ物)でおおう
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C4歯根に達した虫歯
症状
歯の神経が死んでしまっているため、基本的に痛みはありませんが、放っておくと歯根の先に膿が溜まり再び激しく痛みだします。
対処法
- 必要に応じ抜歯処置
- 部分入れ歯、ブリッジ、インプラントなどの歯を補う治療
歯周病治療
Point01歯周病と全身疾患
日本人が歯を失う原因としてもっとも多いのは、実は歯周病です。歯ぐきの病気だと思われている方も多いのですが、歯を支える骨や歯周組織を破壊する危険な病気です。歯周病の原因菌は血管から全身へ回ることで様々な悪影響を起こすとされ、注意が必要です。
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心筋梗塞
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脳梗塞
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糖尿病
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狭心症
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肺炎(誤嚥性肺炎)
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早産
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低体重児出産
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骨粗しょう症
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認知症
Point02気づきにくい歯周病は定期健診でチェック
初期段階では痛みなどの自覚症状がほとんどないのがこの病気の特徴です。
自覚症状のない場合でも進行しているケースがあるため、定期検診で早期発見、早期治療につとめましょう。
段階的な歯周病治療
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Step1健康な歯
症状
歯周病にかかる前なので、特に痛みもありません。
引き続きオーラルケアを続けましょう。対処法
- 毎日のセルフケア
- 定期検診
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Step2歯肉炎
症状
歯ぐきが赤く腫れ、たまにブラッシングすると歯ブラシに血が付くことがある程度で、まだ痛みはありません。
対処法
- 毎日のセルフケア
- 歯科医院にて、プラークや歯石の除去
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Step3歯肉炎
症状
歯を磨いたときの隙間や出血が増えたり、口臭がきつくなったりします。歯を支える骨が溶かされているので歯がグラつき、硬いものが噛むときに痛みを感じるようになります。
対処法
- 毎日のセルフケア
- 歯科医院にて、プラークや歯石の除去
- 歯ぐきより下の歯石をとるための外科処置
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Step4中等度歯周炎
症状
歯ぐきが赤く腫れ、たまにブラッシングすると歯ブラシに血が付くことがある程度で、まだ痛みはありません。
対処法
- 毎日のセルフケア
- 歯科医院にて、プラークや歯石の除去
- 歯ぐきより下の歯石をとるための外科処置
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Step5重度歯周炎
症状
歯を支えている骨が溶け、ぐらつきがひどくなり、痛みがひどくなっていきます。さらに口臭がきつくなったと感じるようになります。
対処法
- 歯科医院にて、プラークや歯石の除去
- 歯ぐきより下の歯石をとるための外科処置
- 失った歯槽骨を回復させる再生療法